今回の記事はネット上に溢れるルーレット攻略法の一つ【98%法】について解説したいと思います。
はい、この98%法は誰がどのようにして作ったのかわかりませんが勝てません。
ルーレット攻略法の98%法(2/3法)とは
そもそもルーレット攻略法の98%法とは、どんな賭け方なのか解説します。
ダズンベットでどのように賭けるのかと言いますと、
この攻略法は3連続して同じダズンに落ちるまでルックします。
そして3連続同じダズンに落ちたら、4連続は来ないと踏んで他の2ヶ所にダズンベットする手法なんです。
ルーレット攻略法98%法の賭け方
まず、98%法は3回連続で同じダズンが来るまでルックします。
次は3rd12は来ないと張って、1st12と2nd12にベットします。
結果は【15】で的中となりました。
- 2か所ダズンベットの不的中率は約35.1%
- 2連続で2か所ダズンベットを外す確率は約12.3%(35.1%×35.1%)
- 3連続で2か所ダズンベットを外す確率は約4.3%(35.1%×35.1%×35.1%)
- 4連続で2か所ダズンベットを外す確率は約1.5%(35.1%×35.1%×35.1%×35.1%)
4連続で外す確率は1.5%なんだから、ここでベットすれば98.5%あるでしょ?
というとんでもない理論の攻略法なんです。
従属事象と独立事象
このような考え方が間違うのは、従属事象と独立事象が理解できていないからです。
過去の結果が次の結果に影響を及ぼすこと。
例:100分の1の当たりくじを引いて、外れくじを箱に戻さずに当たりくじを引き続ける行為は従属事象です。
外れが出れば出るほど、当たりを引ける確率は100分の1から上がっていきます。
過去の結果が次の結果に影響を及ばさないこと。
例:100分の1の当たりくじを引いて、外れくじの場合、箱にくじを戻してから次の当たりくじを引き続ける行為は独立事象です。
どのタイミングでも、当たりを引ける確率は100分の1から変わりません。
その通りです。
ルーレットの場合、落ちた数字のポケットに蓋をするのであれば従属事象になり98%法はその通りになります。
ルーレットは毎回一定で1/37の確率で抽選される単独事象なので、98%法はそもそも間違っています。
98%法のメリットとデメリット
98%法のメリット
『ここで外れれば仕方ない』そう割り切れるのであれば、メリットになると思います。
また、一気に損失を出すこともありませんのでベット金額を上げて追いかけたりしなければ安全ではあります。
98%法のデメリット
これを間違えて覚えてしまうと、従属事象と単独事象の区別がつかなくなりツラ切り思考になってしまいます。
これは長い目で見てかなり大きなデメリットとなります。
ベットするために同じダズンが3連続する確率は4.3%しかありません。
25回ルックして1回ベットタイミングがあるかどうかのレベルです。
98%法まとめ
必勝法だと言われても、従属事象と独立現象の違いが理解できていれば間違うことは無いと思います。
ルックして場の流れを見るということはいいことだと思いますが、3連続してきたから次は絶対来ないなんて思わないようにしましょう。
この攻略法を試すくらいなら、私考案のコツコツバカラ戦略の方が絶対に稼ぎやすいと思います。
是非参考にしてみてください。