確かに的中率94.5%と聞くとインパクトはありますが、うまい話には裏があります。
的中率94.5%ということは、それだけの点数ベットしているということですので利益が出にくいということです。
ルーレット攻略法 ベアビッグ法とは

そして避ける数字というのが、【0】と【前回落ちた数字】です。

空回しやルックをして落ちた数字が【20】なら次ゲームに【0】【20】以外の35の数字にストレートアップでベットします。
ベアビッグ法の賭け方

3が出たので【3】と【0】以外の35点にストレートアップでベットします。
結果は【20】でしたので的中で、$1の利益です。
2ゲーム目は【26】でしたので的中で$1の利益です。
次ゲームは【0】【26】以外の35点にストレートアップでベットします。
3ゲーム目は【19】でしたので的中で$1の利益です。
次ゲームは【0】【19】以外の35点にストレートアップでベットします。
4ゲーム目は【16】でしたので的中で$1の利益です。
5ゲーム目は【29】でしたので的中で$1の利益です。
実はベアビッグ法は勝てないと言われることが多いです。
実際の期待値を計算していきましょう。
ベアビッグ法は勝てない? 期待値は?
ベアビッグ法は的中率94.5%で、不的中率が5.5%です。
的中時は$1の利益で、不的中時は$35の損失です。
【0.945×($1)】+【0.055×(-$35)】=-$0.98
1ゲームあたり-$0.98の期待値となります。
もっと分かりやすく説明します。
100ゲームベアビッグ法を実践すれば94.5回$1勝って、5.5回$35負ける。
利益は94.5回×$1=$94.5
損失は5.5回×$35=$192.5
差し引き$94.5-$192.5=-$98
-$98÷100=-$0.98
はい、ベアビッグ法は攻略法でも何でもありません。
攻略法としては利益をもたらしてくれることはありませんので、注意しましょう。
ベアビッグ法のメリットとデメリット 特徴と注意点
ベアビッグ法のメリット
超短期決戦では、負けにくいので使えます。
これ以上の損失が出ることはありませんので、【外せばいくら負け】と腹をくくって勝負することはできます。
ベアビッグ法のデメリット
100ゲーム回せば$100負けますし、1,000ゲーム回せば$1,000負けます。
正直35点ベットするならダズンベットとストリートベットを組み合わせてベットした方が早いです。

- 1st12と3rd12に$12ベット・・的中で$36
- ダブルストリートに$6ベット・・的中で$36
- ストリートに$3ベット・・的中で$36
- ストレートアップ2点に$1ベット・・的中で$36
ベアビッグ法をするなら35点ベットしないといけませんが、この方法だったら6点ベットでベアビッグ法と同じ賭け方になります。

ツラに乗るという考えがあれば稼げる状況でも、ベアビッグ法では一気に負ける展開となってしまいます。
ベアビッグ法の特徴
あくまでも理論値の段階で、100ゲームで約$100負けるのですから下振れすればもっと損失が大きくなります。
どのみちやればやるだけ負けると分かっている手法ですので、私は使いません。
前回の落ちた数字と【0】以外にベットするというのは、【前回落ちた数字は連続して、次は来ないだろう】 という考えがあると思います。
この考えをしていれば、カジノで勝てるようにはなりませんので今すぐ捨ててください。
なぜ、この考え方をしていたらカジノで勝てないのか説明します。
ベアビッグ法の注意点 従属事象と独立事象
正解は37分の1です。
ディーラーが投げる前に、【次のゲーム【0】に落ちて更にその次のゲームも【0】に落ちる確率は?】
このような質問なら正解は1369分の1です。
ルーレットというのは独立事象であり、常にプレイヤーのベット前は37分の1です。
このベアビッグ法に比べれば、私が推奨しているバカラ手法の方が1,000倍勝てます。(笑)
是非一度読んで試してください。