この記事ではRAIDIUMでのファーミングやステーキングの始め方について解説していきます。
異なるブロックチェーンを扱うときは毎回緊張しますが、UniSwapやPancakeSwapなどを触ったことがある人なら楽勝です。
絶対に損はしないお話なので是非活用してみてください
RAYDIUMとは
RAYDIUMは、UniSwapやPancakeSwapと同じDEX(分散型取引所)ですが、UniSwapはイーサリアム、PancakeSwapはBSCとそれぞれ違うブロックチェーン上で構築されており、RAYDIUMはSolanaというブロックチェーン上で構築されているDEXです。
Solanaがなぜ今注目されているのか
手数料(ガス代)が安い
イーサリアムの高騰によってUniSwapなどではトランザクションを実行するだけで、タイプに応じて数ドルから数百ドルかかってしまい、少額投資のユーザーはもはや太刀打ちできないレベルに達しています。
そこで、手数料が安いBSCがシェアを伸ばしましたがこちらもBNBの高騰によってトランザクションごとに数十円の手数料がかかるようになってきています。
その点、Solanaは1回あたりの手数料を一円未満で実行することができます。
ダントツで処理が高速
“処理が高速なブロックチェーン”と謳っているプロジェクトは多数ありますがその多くは秒間50〜100トランザクションです。
Solanaの場合、独自のコンセンサスメカニズムであるProof of Historyを採用しており、なんと秒間5万トランザクションです。
他にもイーサリアムネットワーク上で動いているSushiSwapの流動性プールをRAYDIUMと統合するBONSAIというブロジェクトが進行中など、とにかく今注目度の高いブロックチェーンがSolanaです。
- Solana対応のウォレットを作成
- FTX(取引所)からウォレットにSOLを送る
- RAYDIUMでファーミングやステーキング
Solana対応のウォレットを作成
RAYDIUMでDeFi運用を始めるにはSolanaチェーン対応のウォレットを作成する必要があります。
代表的なものでSolletやMathWalletがあります。それぞれのウォレットの作成方法は下記の記事を参考にどうぞ
FTXからウォレットに送金
次にウォレットにSOLを送金する作業です。
今回はバイナンスからFTXにLTC(ライトコイン)で送金していきます。
- バイナンスからFTXにLTCを送金
- FTXでLTCをSOLにコンバート
- SOLをMathWalletに送金
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STEP1FTXでLTCの入金アドレスを取得する①
FTXのWalletタブを開いて通貨一覧を表示します。
今回はLTCの「Deposit」をクリック。
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STEP2FTXでLTCの入金アドレスを取得する②
表示されたLTCのアドレスをクリックしてコピーしましょう。
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STEP3バイナンスからLTCを送金①
バイナンスでLTCの出金画面を開き、先ほどコピーしたアドレスを貼り付けて、送りたい金額を入力後、「出金」をクリックします。
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STEP4バイナンスからLTCを送金②
確認のポップアップが表示されるので、アドレス、送金額に間違いがないことを確認して「次へ」をクリック。
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STEP5バイナンスからLTCを送金③
これでバイナンスからFTXへの出金が完了しました。
あとは、FTXにLTCが着金するのを待ちましょう。
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STEP6FTXでLTCをSOLに変換①
FTXにLTCが着金したら「CONVERT」をクリックします。
ムーン北村Marketで取引した方が若干レートが良いのですが、そこまで変わらないので簡単なこちらで解説しています -
STEP7FTXでLTCをSOLに変換②
To Coinの項目でSOLを選択して、Quantityに変換したい数量を入力します。(今回はMAX)
その後、「CONVERT」をクリックします。
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STEP8FTXでLTCをSOLに変換③
ウォレット残高がLTCからSOLに変わっていれば完了です。
ムーン北村次は変換したSOLをウォレットに送る手順を解説します
FTXからウォレットにSOLを送金
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STEP1MathWalletの入金アドレスを取得①
Chromeの拡張機能からMathWalletを開いて、「Web Wallet」をクリック。
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STEP2MathWalletの入金アドレスを取得②
ブラウザの新しいタブが開くので「Login via Math Wallet Browser Extension」をクリックします。
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STEP3MathWalletの入金アドレスを取得③
開きたいウォレットにチェックを入れて「Accept」をクリック。
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STEP4MathWalletの入金アドレスを取得④
MathWalletが起動したらSolanaのロゴの下にある赤枠部分をクリックして、SOLのアドレスをコピーします。
※このアドレスはSOL専用のアドレスなのでSolanaの別の通貨(RAY等)を受信したい時は右側の通貨一覧から受け取りたい通貨を選んでアドレスをコピーしましょう。
ムーン北村SolanaはBSCと違って通貨ごとにアドレスが設定されています -
STEP5FTXからSOLを送金①
ウォレットの入金アドレスを取得したら、FTXに戻りSOLの「WITHDRAW」をクリックします。
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STEP6FTXからSOLを送金②
出金画面が開くので、先ほどコピーしたアドレスをペーストして、ウォレットに送金したい金額を入力します。
その後、「SEND SMS」をクリックするとスマホに認証コードが届くので入力して「WITHDRAW」をクリック。
後は、ウォレットにSOLが着金するのを待ちましょう。
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STEP7完了
しばらくして、ウォレットに送金した金額が反映されていたら完了です。
RAYDIUMに接続
いよいよRAYDIUMでDeFi運用を始めるところまできました。
https://raydium.io/にアクセスしましょう。
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STEP1RAYDIUMにウォレットを接続①
RAYDIUMにアクセスしたら「LAUNCH APP」をクリックします。
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STEP2RAYDIUMにウォレットを接続②
画面右上の「Connect」をクリック。
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STEP3RAYDIUMにウォレットを接続③
どのウォレットで接続するか選択ができるので「MathWallet」をクリックします。
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STEP4RAYDIUMにウォレットを接続④
画面左下に「Wallet Connected」と表示されれば完了です。
RAYDIUMでファーミング|流動性を提供する
ここまででやっと流動性を提供する準備ができました。SOLとRAYのペアを例に流動性を提供する手順を解説します。
ペアで預けるには同量のSOLとRAYが必要なので、まずはSOLの一部をRAYにスワップする必要があります。
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STEP1SOLの一部をRAYにスワップする①
Swapのタブに移動して、SOLの一部をRAYにスワップします。
今回は約半分をRAYにスワップするので、数量を入力して「Swap」をクリック。
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STEP2SOLの一部をRAYにスワップする②
MathWalletの承認ポップアップが開くので「Accept」をクリック。
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STEP3SOLの一部をRAYにスワップする③
トランザクションが実行され、SOLの一部をRAYにスワップすることができました。
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STEP1SOLとRAYのLPトークンを入手する①
Liquidityの項目に移動して、RAYとSOLのペアでLPトークンを作ります。
RAY側でMAXを選択して「Enter an amount」をクリックします。
ムーン北村この時にSOLの方でMAXを選択してしまうと手数料分のSOLまで使用してしまうので、RAYの方でMAXを選択しましょう -
STEP2SOLとRAYのLPトークンを入手する②
確認画面が表示されるので「Supply」をクリック。
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STEP3SOLとRAYのLPトークンを入手する③
MathWalletで確認のポップアップが出るので「Accept」をクリック。
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STEP4SOLとRAYのLPトークンを入手する④
トランザクションが実行され、画面左下に「Transaction has been confirmed」と表示されれれば完了です。
ムーン北村お疲れ様です。これでやっとファーミングの準備が整いました -
STEP5LPトークンをステークする①
Farmsのページに移動して、今回は「RAY-SOL LP」をクリックします。
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STEP6LPトークンをステークする②
「Stake LP」をクリックします。
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STEP7LPトークンをステークする③
特に理由がない限りMAXをクリックしてLPトークンを全量使用して「Confirm」をクリックします。
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STEP8MathWalletで承認
毎度のことですが、トランザクションを実行する時にはMathWalletのポップアップが開くので「Accept」をクリック。
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STEP9完了
このような表示になれば、ファーミングが開始され1分ごとにRAYが掘れます。現在掘れている数量は「PENDING RAY REWARD」のところから確認できます。
ムーン北村Solanaでは手数料負けはほぼありませんので、定期的にHarvestするようにしましょう
RAYの単独ステーキング手順
次はファーミングで増えたRAYを単独でステーキングする手順を解説していきます。
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STEP1RAYをプールに預ける①
ページ上部のStakingをクリックしてRAYの項目をクリックしましょう。
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STEP2RAYをプールに預ける②
「Stake RAY」をクリックします。
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STEP3RAYをプールに預ける③
預けたい数量を入力して、「Confirm」をクリック。
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STEP4MathWalletで承認
MathWalletの承認ポップアップで「Accept」をクリック。
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STEP5完了
このような表示になれば操作は完了です。
1分ごとにRAYが増えていくので、定期的にHarvestしていきましょう。
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まとめ
SOL-RAYのペアで流動性を供給する方法とRAYを単独でステーキングする方法をそれぞれ紹介しました。
記事で見ると長いですが、作業時間で見るとそこまでかからないはずです。
Solanaは手数料が安いので、細かくハーベストしても手数料負けがほぼなく、長期目線で見れば複利効果も期待できます。
今後プラットフォームとしてもかなり期待できますので、ぜひ一度挑戦してみてはいかがでしょうか?